中野浩樹-水の記憶ー
武蔵野市立吉祥寺美術館
2026年7月25日(土)-9月6日(日)
中野浩樹新作展
東邦アート
㋇24日(月)-9月5日(土)
近年、私は自然の美を追いかけ制作しており、最近では波の情景をテーマに制作しております。
私は作品をつくる際に必ず行うことがあります、それはその場に行き、風や空気、温度を感じながら
スケッチにおさめアトリエに持って帰ります。そして白い画布を前に現場の余韻を心で奏でながら
取材を元に制作を始めます。
この作業が作品を作る上で大切にしている時間であり、自分の考えるリアリティーに繋がると信じております。
私の考えるリアリティーとは、ただその空間を切り取る作業ではなく、
その体感を通して還元することが必要なのです。
また円形の作品にすることで、円窓(まるまど)の効果も取り入れたいと思いました。日本では古くから
風景を切り取って魅力的に見せることを「生けどる」と呼び、「窓が風景を生けどる」と言われたのが
京都の源光庵の、円形の窓である円窓から見た風景がある。
音や風を表現できればと願っています。中野浩樹