ENCOUNTER 6P
溢れる情報、ゲームのように消費されていく現実。日々のタスクをこなすルーティンの中で、私たちはすぐ隣にあるはずの危機や、決して越えてはならない一線の存在を忘れがちではないでしょうか。バーチャルな日常が、現実の感覚を麻痺させてはいないか。作品を通して、現代に生きる私たちの立ち位置を問い直します。近年、戦争や日常と虚構をテーマにしています。架空の世界に生きる少女が戦争ゲームに興じる姿を通し、戦争という現実がゲームのように消費される現代の危うさを描いたシリーズの1つです。
櫻花4S
コロナ禍での人との関わり方の変化と共に、人を描くことから距離を置くようになった。
身近に生老病死と向き合う時期を過ごし、コロナ禍での社会の変化と現実に、これまでのような気持ちではもういられない。櫻花は旧日本軍特攻機の名前。鳥の名はツグミ。夏至に声が聞こえなくなることから、「口をつぐむ」が名の由来。美しさと残酷さの入り混じった死を見つめている。
RED LINE 8F
VANITAS 6F
身近に生老病死と向き合う時期を過ごし、コロナ禍以降の社会の変化と現実に、これまでのような気持ちではいられない。加えて、進化し続けるAI技術と同時に、受け取る人間の認識がこれまでと大きく変わりつつあるのを感じている。
ヴァニタスは、ありふれた寓意画。時は全てを奪い、あらゆる行為もこの世の全てが虚しい。
虚無の中にある美しさと、残酷さの入り混じった無駄のない今を見つめている。