TAKAAKI MUKAIGAWA

向川貴晃
ENCOUNTER 6P
溢れる情報、ゲームのように消費されていく現実。日々のタスクをこなすルーティンの中で、私たちはすぐ隣にあるはずの危機や、決して越えてはならない一線の存在を忘れがちではないでしょうか。バーチャルな日常が、現実の感覚を麻痺させてはいないか。作品を通して、現代に生きる私たちの立ち位置を問い直します。近年、戦争や日常と虚構をテーマにしています。架空の世界に生きる少女が戦争ゲームに興じる姿を通し、戦争という現実がゲームのように消費される現代の危うさを描いたシリーズの1つです。
櫻花4S
コロナ禍での人との関わり方の変化と共に、人を描くことから距離を置くようになった。
身近に生老病死と向き合う時期を過ごし、コロナ禍での社会の変化と現実に、これまでのような気持ちではもういられない。櫻花は旧日本軍特攻機の名前。鳥の名はツグミ。夏至に声が聞こえなくなることから、「口をつぐむ」が名の由来。美しさと残酷さの入り混じった死を見つめている。
RED LINE 8F
VANITAS  6F
身近に生老病死と向き合う時期を過ごし、コロナ禍以降の社会の変化と現実に、これまでのような気持ちではいられない。加えて、進化し続けるAI技術と同時に、受け取る人間の認識がこれまでと大きく変わりつつあるのを感じている。
ヴァニタスは、ありふれた寓意画。時は全てを奪い、あらゆる行為もこの世の全てが虚しい。
虚無の中にある美しさと、残酷さの入り混じった無駄のない今を見つめている。

略歴

1981
北海道に生まれる。
2004
広島市立大学芸術学部美術学科油絵卒業 買い上げ賞  「HOPES2004」展 準大賞(ふくやま美術館)
2006
広島市立大学大学院博士前期課程芸術学研究科絵画専攻(油絵)修了プリ・ラ・ジュネス賞
2007
第41回レスポワール選抜企画展・個展(銀座スルガ台画廊)
2009
広島市立大学大学院博士後期課程芸術学研究科絵画専攻(油絵)修了 博士号取得
2010
光の肖像展in London(ブルネイギャラリー)、2012年  「公募日本の絵画2012」展 審査員賞受賞(永井画廊)
2013
個展(銀座ヴァニラ画廊)

2014
h.NAOTO NEW TOKYO A/W COLLECTION2015 (シンクアートスタジオ) 〈〜’15〉
2015
「GOTH〜解剖と縫合〜」展(銀座ヴァニラ画廊)〈〜’17〉
2018
現代の造形ーLife&Artー「光ー身近に潜む科学とアートー」(東広島市立美術館)
2019
ダークアート展「形而上〜Metaphysical〜」(銀座ヴァニラ画廊)、ブレイク前夜展 Patt1 (六本木ヒルズA/Dギャラリー)
第2回RUBICON REBOOT(天満屋広島八丁堀7階美術画廊・福山・東京)
2020
日月国際交流「風月同天」展(揚帆美術館)、第3回RUBICON REBOOT(東京)
2021
NEWリアリズム展(天満屋福山展)、第4回RUBICON REBOOT(東京)